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台風で雨漏りした時の応急処置|福井市でブルーシート養生する方法と注意点

台風で雨漏りした時の応急処置|福井市でブルーシート養生する方法と注意点

台風の豪雨で雨漏りが発生すると、家屋への被害は大きなものになります。家具や家電の損傷のほか、カビまで発生して生活に支障をきたす結果になるのです。

福井市では毎年、台風の影響を受ける住まいが多々あります。築年数が長い住まいだと、毎年不安になるのも仕方ありません。万が一、雨漏りが発生した場合、家主には早めの応急処置が求められます。ブルーシートによる応急処置を知っておけば、被害を最小限に食い止められるのです。

そこで今回のお役立ちコラムでは、台風被害が発生した場合、ブルーシートの使用をはじめとした応急処置の方法をくわしくお話しします。知っておけば雨漏り発生時に「どう行動すべきか」が明確になり、二次被害を最小限に抑えられるのです。

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安全確保を最優先にする

安全確保を最優先にする

雨漏りが発生した場合、最初に確認すべきは家族と自分の安全です。屋根裏や屋外をすぐに確認したくなるかもしれませんが、強風や豪雨が残っている状況で外に出ることは非常に危険です。

室内でも感電のリスクがあるため、雨漏りが発生した部屋の電源をまずは切ることを最優先に行います。必要に応じてブレーカーも落とす流れです。電化製品の近くに雨水が落ちて濡れている場合は注意が求められます。感電やショートの危険性が高い状況です。まずは安全を確保し、落ち着いてから次の行動に移ります。

雨漏り箇所の特定

初動対応として雨漏りの発生箇所を把握することも重要です。天井にしみが出ているのか、水滴が落ちているのか、壁を伝って水が流れているのか確認します。

一箇所だけの雨漏りに見えても、実際には屋根の別の部分から水が浸入し、内部を通って別の位置に現れていることも多々あるのです。そのため、複数の部屋や押し入れ、クローゼットの内部まで点検します。被害が出ている箇所は写真に残しておくと、後々、業者への依頼や保険申請に役立つ証拠になるのです。

応急処置と本格修理の違いを理解する

雨漏りが発生した際に行う応急処置は、根本的な修理ではありません。あくまで「時間を稼ぐための一時的な手段」に過ぎないのです。

たとえばバケツで水を受けたりブルーシートで屋根を覆ったりする行為は、次の雨で被害を拡大させないための応急処置です。屋根材の破損や下地の劣化が出ている可能性は高く、放置すれば雨漏り再発リスクは高まります。逆に言えば、応急処置を適切に行っていれば、業者に依頼するまでの間に建物へのダメージを軽減できるのです。対処は短期と長期と分けて考えることがポイントになります。

室内でできる応急対策

屋根の外に出られなくても、室内でできる処置を行うだけで被害を大きく軽減できます。普段から家庭にある道具だけで対処できるのです。

雨水を受け止める道具の準備

雨漏りでまず行うべきは、水滴を受け止めて床や家具を守ることです。バケツや洗面器を雨水の落下位置に設置し、容器の底には雑巾やタオルを敷くと水はねを防げます。広範囲にしみ出している場合はビニールシートを敷き、その上に吸水シートや新聞紙を置くと床材への浸透に対処するのです。溜まった水はこまめに捨てるため、最初から複数の容器を用意しておきます。少しの工夫で室内の二次被害をかなり抑えられるのです。

家具・家電の移動と養生

濡れると劣化や故障が進む家具・家電を、雨漏り箇所から速やかに移動させます。移動できない大型家具は、ブルーシートやビニール袋で覆って一時的な防水だけでも効果的です。

注意すべきは電化製品で、コンセントを抜いてからの養生が求められます。水分が付着したまま通電するとショートや感電の恐れがあるからです。テレビやパソコンなど高額な家電を優先して保護し、できるなら雨漏りのない別室に移動できるのが理想的です。

カビ・湿気対策

雨漏りで濡れた天井や壁、床はそのまま放置するとカビが発生しやすくなります。梅雨や夏場の福井市では、湿度の高い状態が続くため、短期間でもカビが広がりかねません。応急処置後は、タオルでできるだけ水分を拭き取ります。

扇風機や除湿機でしっかりと乾燥させることが重要です。押し入れやクローゼットにまで雨漏りが及んでいる場合、荷物を一旦外に出して風通しを確保します。衣類や布団が濡れたら、早めに乾燥させてカビや悪臭防止を心がけましょう。

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福井市で台風による雨漏りが発生したら?屋外での応急処置

福井市で台風による雨漏りが発生したら?屋外での応急処置

台風通過後には、屋外での応急処置も検討します。その代表例がブルーシートを使った養生作業です。

ブルーシート養生の準備

ブルーシート養生を行うには、まず必要な道具を揃えます。ブルーシート本体のほか、固定用のロープやガムテープ、風で飛ばされないようにするための土嚢袋が必要です。

ただ、屋根に上る場合には細心の注意が求められます。滑り止め付きの靴、ヘルメット、手袋など安全装備も必須です。作業は必ず二人以上で行い、屋根の上に長時間とどまらないように心がけます。台風直後は瓦や屋根材が緩んでおり、通常より危険度が高いからです。準備段階から安全対策を徹底しなければなりません。

養生のポイント

ブルーシートを設置する際は、破損部分より広めにシートをかぶせるのがポイントです。シートは屋根の頂点まで伸ばし、下方向に雨水が流れやすいように配置します。

四隅はロープで固定し、さらに土嚢袋で押さえて風によってめくれるのを防ぐのです。ただし、あくまで「一時的な処置」であると割り切りましょう。シートの下に溜まった水は再度雨漏りの原因ともなります。定期的な確認が必要です。

屋外作業時の注意点

仕事で屋根に上がるのに慣れている方ならともかく、一般の方は屋根に上がった作業は控えたほうが無難です。屋根の上での作業は、台風後でも非常に危険と考えてください。まだ強風が吹いていたり雨が残っていたりする屋根は濡れて滑りやすいからです。

大げさではなく、転落事故や滑落事故のリスクが非常に高くなります。どうしても作業をしなければならない場合、一人では行わず必ず補助者をつけて行います。脚立を使用する際も、支える人を配置することが基本です。

万が一滑落事故が発生した場合、すぐに救急車を手配できる体制を整えます。それだけ屋根での作業は危険だと認識することが重要です。

また、長時間の作業は体力を消耗して危険が増します。短時間で済ませることを意識してください。結論を言うと、一般の方は屋根で作業を無理に行うのは避けるのが無難です。雨漏り修理や屋根修理の専門業者への依頼を考えたほうがいいでしょう。

参照:国土交通省 労働災害事例 屋根の塗装作業中、墜落し死亡

専門業者へ依頼する流れと注意点

専門業者へ依頼する流れと注意点

応急処置が完了したら、次は必ず専門業者に点検・修理を依頼します。

雨漏り修理専門業者へ連絡する前にやっておくこと

スムーズに依頼を進めるには、事前準備も大切です。まずは雨漏り箇所や被害状況をスマホなどで撮影しておきます。写真や動画を残しておくと、修理業者に状況を伝える際に役立つからです。また、火災保険の申請時にも有効な証拠になります。

発生日時や天候の状況を簡単にメモしておくと、原因の特定にもつながるのです。火災保険証券を手元に準備し、雨漏りが補償対象かどうかも確認しておくと依頼後の流れがスムーズになります。

  1. 連絡から修理完了までの流れ
  2. 雨漏り修理業者への依頼は大きく分けて6ステップで行います。
  3. 電話やメールで状況を伝える
  4. 現地調査
  5. 見積もり
  6. 契約・工事日程の調整
  7. 修理・工事の実施
  8. 完了報告とアフターサポート

台風通過直後、できるだけすぐに雨漏り修理業者への依頼することがポイントといえます。台風通過直後は、ほかの建物でも被害が出ている可能性は高いからです。依頼が集中しやすいため、早めに問い合わせをしないとすぐに調査や修理ができないケースもあります。

できるだけ早めに連絡を入れることが重要な理由です。見積もりが出た段階で、少しでも疑問や不安な事柄があれば遠慮なく質問します。解消してから契約に進まないと思わぬトラブルにつながるからです。たとえば相場より遥かに高額な請求書や見積書を提示される可能性もあります。

信頼できる業者を選ぶポイント

雨漏り修理は専門的な知識と技術が必要なため、業者選びが重要です。まずは福井市での施工実績が豊富かどうかを確認するのが先決です。

建設業許可を取得し、塗装技能士や外装劣化診断士などの資格者が在籍している業者は、信頼度が高いといえます。

保証内容が明確かどうかも比較ポイントです。工事後に不具合が出た場合の対応もきちんと説明してくれるか確認が求められます。また、一社だけではなく複数業者から相見積もりを取ることも必要です。相見積もりをして、内容と金額を比較します。

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福井市は台風や豪雪の影響を強く受ける地域であり、屋根や外壁にかかる負担は年間を通じて大きなものです。雨漏りが発生した際には、バケツやタオルでの一次対応、ブルーシートによる養生など応急処置で被害を最小限に抑えることが重要ですが、これらはあくまで「時間を稼ぐための処置」にすぎません。

根本的な修理には、屋根の点検・補修や下地の状態確認が欠かせないのです。とくに福井市のような豪雪地帯では、台風被害の上に雪害が重なれば、屋根の耐久性が一気に損なわれてしまう危険性があります。そのため、応急処置後はできるだけ早めに専門業者へ依頼することが住まいを守る最大のポイントです。

プロタイムズ福井南店/株式会社田端塗装工業では、台風や豪雪に備えた屋根点検・補修を行い、施工実績と技術力で安心をお届けしています。お問い合わせはフォーム、メール、電話でのご相談に加え、ショールームでは実際の施工例や使用塗料を確認いただけます。台風による雨漏りでお困りの際は、まずはお気軽にご相談ください。

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