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ブルーグレーの外壁が人気の理由|おしゃれな施工例と色選びのポイント

ブルーグレーの外壁が人気の理由|おしゃれな施工例と色選びのポイント

外壁カラーは住まいの印象を大きく左右します。その中でも注目されているのが「ブルーグレー」です。落ち着きと上品さを兼ね備え、周囲の景観に馴染みやすいカラーリングです。

ブルーグレーはシンプルモダンからナチュラルテイストまで幅広いデザインに対応できます。ただ、人気だからといって無条件で飛びつくのは失敗のリスクがあるのです。

「実際にどのような仕上がりになるのか」「色あせは大丈夫なのか」「屋根やサッシとの相性は?」という点も把握しておかなければなりません。

ブルーグレーカラーが注目される理由や、具体的な施工例、配色のポイントなども基礎知識として、知っておいたほうがいいでしょう。

そこで今回のお役立ちコラムでは、ブルーカラーについてくわしくお話しします。メリット・デメリットやおしゃれに見せるコツまで網羅しました。

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ブルーグレー外壁が選ばれる理由

ブルーグレー外壁が選ばれる理由

ブルーグレーはブルーとグレーの中間色であり、モダン、上品で洗練されたカラーリングです。

グレーの単色だけと比べると、青みが加わることで透明感と高級感が生まれます。トレンドのような一過性ではなく、時代に左右されない普遍的な美しさがあるのです。

とくにシンプルで機能的なデザインの北欧風住宅と相性がいいカラーとも言えます。自然の風景に美しく調和するだけではなく、和モダンやシンプルモダン、インダストリアルといった現代的な建築スタイルにも違和感なくマッチするのです。

ブルーグレーだけではなくツートンカラーにも取り入れられます。住まいの存在感や高級感を高め、清潔感も演出できるのです。

落ち着きと洗練を兼ね備えた色合い

ブルーグレーはブルーの爽やかさとグレーの落ち着きを兼ね備えた色です。過度に明るすぎず暗すぎません。住まい全体を上品に見せられる落ち着きもあるのです。

外壁色に対して「普遍的で、控えめ。洗練された色合い」というニーズを持っている方にも適しています。

流行に左右されにくい上品なトーン

外壁は一度塗装すると10年程度は保ちます。失敗しやすいのは塗装工事時点のトレンドに飛びつくケースです。流行色に飛びつくと将来的に古さを感じる可能性があります。

ブルーグレーは定番的な色合いとして採用されており、普遍性があるのです。年月を経ても古びた印象になりにくく、グレーを含むことにより、落ち着いた雰囲気を演出できます。派手さより安定感を重視する人に選ばれやすく、流行に流されない安心感があるのです。

周囲の景観や住宅街に馴染みやすい

住宅街のような立地だと、周囲の家とも調和させなければなりません。鮮やかな色や個性的すぎる色は目立ちますが、周囲から浮いてしまうこともあります。

ブルーグレーは中間色で、自然や街並みに馴染みやすいのです。とくに緑の多いエリアや、モノトーンの住宅が多い新興住宅地でも溶け込みます。ただ、個性も出せる点が幅広く選ばれる理由なのです。

ブルーグレーが与える印象と効果

ブルーグレーの外壁は見る人に都会的でスマートな印象を与えます。自然素材とも相性が良く、汚れの目立ちにくさという実用性もあるのです。

落ち着いた色合いですが、青みが加わって冷たすぎず柔らかさもあります。シンプルモダンデザインの住まいとの相性は非常に高いのです。夜間照明と組み合わせると光が反射して美観を高められます。

ナチュラルテイストとも調和しやすい

木材やレンガなどの自然素材とも相性がいいカラーリングです。外構にウッドデッキや植栽を取り入れた場合、ブルーグレーの落ち着いた背景が自然素材を引き立てます。ナチュラルで温かみのある雰囲気を好む人にもぴったりです。都会的でありながら自然に馴染んでバランスが取れます。

汚れが目立ちにくい実用性

ホワイトやベージュの場合、埃や雨筋が目立ちやすくなるのは難点です。ブルーグレーは中間色ですから、汚れがあっても目立ちにくいメリットがあります。

カビや苔が発生すると、通常色の濃淡次第で目立ってしまう場合も多々あるのです。一方ブルーグレーは隠しやすいカラーですから、美観を長く維持できます。メンテナンスの負担軽減も期待できるのです。

ウッド調素材との組み合わせで温もりをプラス

ブルーグレーはクールな印象を与えやすいカラーです。とくに木目調の外装材や玄関ドアを組み合わせると温かみがプラスされます。

ナチュラルモダンな住宅デザインと調和が取れて、植栽や庭木との相性も良好です。木の自然な風合いが柔らかさを演出し、冷たくなりすぎないバランスの取れた外観を実現します。温もりと洗練を同時に表現できるのも人気の理由です。

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ブルーグレー外壁の注意点

ブルーグレー外壁の注意点

ブルーグレーには、色あせリスクもあります。適切な塗料選びとメンテナンスで、美しさを長く保てるのです。

色あせの主な原因は紫外線です。紫外線によって色付けの成分である顔料が壊されてしまいます。顔料が壊れると色の鮮やかさが失われるのも当然の話です。とくに日射量が多い面ほど影響を強く受けます。

退色すると白っぽく明るくなり目立つ

鮮やかで濃いブルーグレーは、色あせが進むと白っぽくなります。その変化は大きく、経年劣化がより目立つ場合もあるのです。とくに日差しが強く当たる南面や、屋根に近い部分などは顕著に劣化が見られます。基本的に太陽光がよく当たるような条件の厳しい場所から劣化が始まりやすいのです。

高耐候性の塗料が吉

ブルーグレーのカラーリングを長持ちさせるなら、フッ素塗料や無機塗料のように耐候性の高い塗料を選ぶのがポイントです。フッ素や無機塗料は15年以上の耐用年数を誇ります。

紫外線だけではなく雨風にも耐えられるだけの強さがあるのです。耐用年数が長いと、顔料の壊れにくさにもつながります。フッ素や無機塗料以外では、ラジカル制御型塗料も選択肢に入れてもいいでしょう。

塗料によって形成される塗膜が劣化する要因の「ラジカル」の発生を抑制する機能が備わっているからです。価格は高めですが、ブルーグレーを長持ちさせたいなら選択肢となります。

定期的なメンテナンスで長く美しさを維持

ブルーグレーを長持ちさせたいなら、定期的な点検や洗浄は欠かせません。排気ガスや雨だれが付着しやすい箇所は、定期的に軽く洗浄するだけでも美観を保てます。

ブルーグレーを選ぶ際のポイント

ブルーグレーを選ぶ際のポイント

ブルーグレーに限らず、外壁のカラーリングを決めるとき、小さな色見本だけ参考にすると失敗します。実際の仕上がりとのギャップが発生するからです。面積効果と呼ばれるもので、同じ色でも面積が広いとより色を強く認識して明るく感じられます。

小さな色見本だけだとちょうどよく感じられるかもしれません。ただ、外壁という広範囲の場所に塗ると印象は変わるという点を押さえておくのがポイントです。とくに鮮やかな色や中間色だと顕著になります。

A4サイズ以上の大きな色見本でチェックするのもいいですし、実際に塗装した壁を近くで見るのがいいでしょう。時間帯や天候などの条件を変えることで光の見え方の違いをチェックできます。また「面積効果で多少明るくなる」という点を抑えて、最初から暗めの色を選ぶのも考え方の1つです。その際は、色単体ではなく周囲の景観や隣家とのバランスも考えるのが成功につながります。

将来のリフォーム計画も見据えた選択

ブルーグレーを選択する際は、将来的なリフォームを踏まえた長期的な視点も踏まえて判断することも重要です。その点ブルーグレーは多くの色と相性が良く、リフォームをするとしても柔軟に対応できるメリットがあります。

外壁色次第では、バランスが悪くならないように屋根や付帯部も同時に塗り替える場合もあるのです。ブルーカラーなら外壁以外の箇所での塗り替えが不要になる場合も多々あります。他の箇所を塗り替えなくても済むなら、無駄なコストを抑えられるのです。

屋根やサッシとの相性を考える

ブルーグレーの外壁を引き立てるには、屋根やサッシとの色合わせが大切です。選び方次第でモダンにもナチュラルにも印象が変わるため、配色には工夫が求められます。

たとえば屋根をブラックやダークグレーにするとモダンです。ブルーグレーの外壁は引き締まって見えて重厚感が生まれます。

ホワイト系サッシなら清潔感が生まれ、ブルーグレーの外壁が引き立つのです。濃い目のブルーグレーだと、ホワイトのコントラスト効果により外観全体が明るく爽やかな印象になります。

北欧風やシンプルナチュラルなデザインにぴったりの組み合わせです。玄関ドアやフェンスも白や淡色を取り入れると清潔感も向上します。全体的に柔らかな雰囲気の住まいに仕上がるのです。

FAQ|ブルーグレー外壁に関するよくある質問

Q1. ブルーグレーは汚れが目立ちにくいって本当?

中間色のため、砂埃や雨だれは比較的目立ちにくい傾向です。ただし北面のコケ・カビは発生し得るので、定期洗浄と点検はおすすめです。

Q2. 色あせが心配。対策はありますか?

紫外線で退色しやすい面があります。フッ素・無機・ラジカル制御型など高耐候塗料を選び、南面中心に定期点検・軽洗浄を行うと美観を保ちやすくなります。

Q3. どんな屋根色と相性が良い?

ブラックやダークグレーで引き締めると都会的に、ブラウン系なら温かみが増します。サッシは白で清潔感、黒でモダンに。外構・玄関色も含めて一体で検討を。

Q4. 小さな色見本で決めても大丈夫?

面積効果で実物は明るく(または強く)見えます。A4以上の塗り板を屋外で、朝昼夕・晴れ曇りで確認し、必要なら一段階暗め(落ち着き重視)も候補に。

Q5. ナチュラルテイストにも合う?

合います。木目調サイディングや玄関ドア、植栽と組み合わせると、冷たさが和らぎ、ナチュラルモダンに仕上がります。照明計画で夜景の雰囲気も向上。

Q6. 施工時の注意点は?

艶感と彩度で印象が大きく変わるため、艶(艶消し〜3分艶など)も確認を。付帯部や破風・雨樋の色バランス、コーキング色も事前にすり合わせましょう。

Q7. 将来の配色変更はしやすい?

ブルーグレーは可変性が高く、ホワイト・ベージュ・木目・黒系いずれとも調整しやすい色。次回リフォーム時の色替えや部分差し色にも対応しやすいです。

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プロタイムズ福井南店/株式会社田端塗装工業が提案する「ブルーグレー外壁で叶える上品でおしゃれな住まい」

プロタイムズ福井南店/株式会社田端塗装工業が提案する「ブルーグレー外壁で叶える上品でおしゃれな住まい」

ブルーグレーは、落ち着きと洗練を兼ね備えた人気の外壁カラーです。時代に左右されにくい普遍性があり、モダン・ナチュラル・北欧風といった幅広いデザインにマッチします。さらに、汚れが目立ちにくい実用性もあるため、美観を長く保ちやすい点も大きな魅力です。ただし、紫外線による色あせリスクがあるため、フッ素塗料や無機塗料など耐候性の高い塗料を選ぶことが重要です。

また、ブルーグレーを選ぶ際は「面積効果」による色の見え方の違いや、屋根・サッシとの相性を考慮することが成功のポイントです。ブラックやダークグレーの屋根と組み合わせれば都会的で重厚感が生まれ、ホワイトのサッシを合わせれば清潔感と爽やかさを演出できます。木目調の素材や植栽との相性も良く、ナチュラルな温かみをプラスすることも可能です。

プロタイムズ福井南店/株式会社田端塗装工業では、福井市の気候や環境条件を踏まえた最適な塗料と配色プランをご提案しています。「外壁の色選びで失敗したくない」「長く美しく住まいを保ちたい」とお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。お問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、ショールームへのご来店もお待ちしております。ブルーグレー外壁で、上品で快適な住まいを一緒に実現しましょう。


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