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ダークグレーの外壁で失敗しないコツ|メリット・デメリット・配色例

ダークグレーの外壁で失敗しないコツ|メリット・デメリット・配色例

ダークグレーで外壁塗装を検討中の皆さま。ダークグレーは、汚れが目だ経つ周囲にも溶け込みやすい色なので、採用されるケースの多いカラーです。しかし、塗装業者の説明が不十分だったり、アクセントカラーの選び方を失敗したりすると、思ったように仕上がらない可能性もあります。

今回のお役立ちコラムでは、ダークグレーが周囲に与える印象やメリット・デメリット、アクセントカラーについて詳しく紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。

ダークグレーの外壁が周囲に与える印象

ダークグレーは、安っぽさがなく、高級な美術館やホテルのような洗練された印象を与えます。特に、黒に近いダークグレーは、より重厚で存在感のある雰囲気をかもし出してくれるでしょう。

また、シンプルで無機質なダークグレーは、現代的な建築スタイルと非常に相性がよい色です。シャープで引き締まった外観は、都会的な印象を与え、スタイリッシュな住まいだと感じるでしょう。

暖色系の温かみとは対照的に、クールで洗練された印象を与えます。特に、金属系の素材やガラス、コンクリートなどと組み合わせることで、より一層その印象が強まるでしょう。

その一方で、派手さや主張は少ないため、周囲の景観に溶け込みやすく、落ち着いた佇まいを演出するのにも最適です。普遍的で飽きがこない色のため、長く住み続ける家として安心感を与えてくれるでしょう。

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ダークグレーで外壁塗装をおこなうメリット

ダークグレーで外壁塗装をおこなうメリット

ダークグレーで外壁塗装をおこなうメリットは、主に以下の点が挙げられます。それぞれ詳しく解説しますので参考にしてみてください。

汚れが目立ちにくい

ダークグレーの外壁塗装における最大のメリットは汚れが目立ちにくい点です。 交通量の多い道路沿いの住宅などでは、空気中の排気ガスやホコリが外壁に付着し、黒ずみの原因となります。ダークグレーはこれらの汚れと色合いが近いため、目立ちにくくなるでしょう。

雨だれ

窓枠やサッシの下、あるいは雨樋の周辺に雨水が流れることで、黒い筋状の汚れ(雨だれ)が発生します。特に明るい色の外壁では非常に目立ちますが、ダークグレーの外壁であれば、雨だれが目立ちにくく、美観を長く保てるでしょう。

カビやコケには注意

日当たりの悪い場所や湿気の多い環境では、カビやコケが発生します。これらの汚れも中間色であるため、ダークグレーの外壁では目立ちにくくなるでしょう。

ただしカビやコケが消えたわけではないため、カビやコケが与える悪影響には注意が必要です。特にカビが放出するマイコトキシン(カビ毒)は、体調不良を引き起こす原因となるので、屋内までカビ臭いと感じるような場合は、プロの手による清掃や再塗装をオススメします。

周囲の景観と調和しやすい

ダークグレーは、自然の岩や石、あるいは都市の建造物など、さまざまな景色に溶け込みやすい色です。周囲の住宅や自然環境から浮くことなく、街並みに馴染むことができます。これにより、住まい全体に落ち着きと安定感をもたらします。和風、洋風、モダンなど、さまざまな建築スタイルにもマッチしやすい万能なカラーです。

流行に左右されにくい

ダークグレーは、流行に左右されない普遍的な色です。奇抜な色や鮮やかな色を選ぶと、数年後には古く見えてしまうリスクがありますが、ダークグレーは時代やトレンドに流されることがないため、長く住み続けても飽きがこず、安心して選ぶことができます。

他の色・模様と馴染みやすい

無彩色であるグレーは、他の色や模様と馴染みやすい色です。また、アクセントカラーを組み合わせることで、さまざまな表情を演出できます。アクセントカラーについては後述の「ダークグレーと相性のよいアクセントカラー」をご確認ください。

ダークグレーで外壁塗装をおこなうデメリットと対策

ダークグレーで外壁塗装をおこなうデメリットと対策

ダークグレーの外壁塗装におけるデメリットについても解説します。

熱を吸収しやすい(室内が暑くなりやすい)

特に夏場の時期に顕著なデメリットとなります。ダークグレーにかぎったことではなく、暗い色は光(特に太陽光)を吸収しやすいため、外壁の表面温度が上昇しやすくなるでしょう。

外壁が吸収した熱が室内に伝わると、室内の温度上昇に繋がるため、より暑苦しく感じるだけでなく、冷房の効きが悪くなる可能性もあります。適温まで温度を下げるには冷房への負荷も大きくなるため、電気代が増加する場合もあるでしょう。

遮熱塗料の使用して対策

外壁の表面温度の上昇を抑えるためには、遮熱塗料を採用するとよいでしょう。遮熱塗料は、太陽光に含まれる近赤外線を効率よく反射し、塗膜の表面温度の上昇を抑えます。これにより、室内温度の上昇を防ぎ、省エネ効果も期待できますので、むしろ快適です。

地味な印象になる可能性がある

ダークグレーは洗練された色ですが、使い方によっては単調で地味な印象になってしまうことがあります。単色で全体を塗りつぶしてしまうと、凹凸や立体感が感じられず、のっぺりとした平坦な印象になってしまうかもしれません。

また、周囲の住宅も同様の落ち着いた色合いの場合、街並みに溶け込みすぎてしまい、個性が薄れてしまうこともあります。

ツートンカラーにして対策|質感や光沢にこだわって対策

ダークグレーをベースにもう1色追加して塗装すればメリハリが生まれます。 マットな質感や、少し光沢のある質感など、塗料の質感にこだわることでも、印象は大きく変わります。

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信頼できる業者を選ぶのも重要

信頼できる業者は提案高く、施工実績が豊富なので、ダークグレーで塗装した実例を見せてくれる場合もあります。またどんなによい塗料を選んでも、業者の作業が雑では意味がありません。

業者選びで悩んでしまう場合は、複数の業者から見積もりをとるとよいでしょう。各社の施工方法や使用するダークグレーの塗料について詳しく説明を受けることで、業者を比較しやすくなります。

ダークグレーと相性のよいアクセントカラー

ダークグレーと相性のよいアクセントカラー

ダークグレーは無彩色であるため、ほとんどの色と相性がよいという特徴があります。アクセントカラーを上手に使うことで、単調な印象を避け、デザイン性を高められるでしょう。

ホワイト・アイボリー系

・清潔感

・明るさ(暗くなりすぎない)

・モダンな雰囲気

・メリハリ

ダークグレーとホワイトやアイボリーの組み合わせは、最も王道で人気の高いツートンカラーです。1階をダークグレーにして2階をホワイトやアイボリーにするのもよいし、ベランダ・バルコニー部分や、窓枠や玄関周りなどの細部をホワイトやアイボリーにするのもよいでしょう。

ブラウン系

・温かみ

・ナチュラルさ

・優しい雰囲気

・和モダンな印象

ブラウン系は、クールなダークグレーに温かみをプラスしたい場合に最適な組み合わせです。玄関やバルコニーがブラウンカラーの場合や、木製のフェンスやウッドデッキがある場合は、外壁部分をブラウン系にするだけでまとまりますので、ツートンカラーにしなくてもよいかもしれません。

ブラック系

・シック

・高級感

・引き締まった印象

・スタイリッシュ

ダークグレーと同系色であるブラックを組み合わせることで、より一層重厚感と統一感が増します。全体のメインをダークグレーで塗装し、屋根や窓枠、雨樋などの付帯部をブラックにすれば綺麗にまとまるでしょう。

ベージュ・グレージュ系

・上品

・落ち着き

・柔らかな印象

・シック

ベージュやグレージュ(グレーとベージュの中間色)と組み合わせることで、柔らかく、上品な雰囲気に仕上がります。ホワイト・アイボリー系よりも女性的とも言えるでしょう。ダークグレーをベースに、一部の壁面をベージュやグレージュにすればスッキリとまとまります。

FAQ|ダークグレー外壁でよくある質問

Q1. ダークグレーは本当に汚れが目立ちにくい?

はい。排気ガスや雨だれなどの黒ずみ系汚れと同系色のため目立ちにくく、美観を保ちやすい色です。ただしコケ・カビは発生し得るので定期点検は必要です。

Q2. 夏に暑くなりやすいって本当?

濃色は日射を吸収しやすく、外壁表面温度が上がりがちです。遮熱塗料の採用や断熱改修、日射の強い面の色分けで体感を緩和できます。

Q3. 単調・地味に見えないコツは?

ツートン配色(例:ダークグレー×アイボリー)や付帯部ブラックでの締め、マット/3分艶など艶調整、縦横ラインを活かす塗り分けで立体感を出します。

Q4. 失敗しない色決めの手順は?

無料シミュレーション→A4以上の塗り板で屋外確認→時間帯別の見え方チェック→必要に応じ試し塗り、が王道です。面積効果を前提に一段階暗め候補も用意を。

Q5. 合うアクセントカラーは?

王道はホワイト/アイボリー、やわらかさならベージュ・グレージュ、温かみはブラウン、重厚感はブラック。周囲景観と屋根色との整合も必ず確認しましょう。

Q6. 汚れ・カビ対策のメンテ周期は?

立地にもよりますが5〜7年で点検・軽清掃、10〜15年で再塗装の検討が目安。北面や植栽付近は発生しやすいので早めの洗浄が有効です。

Q7. 和風・洋風どちらにも合う?

無彩色で素材映えするため両方に好相性。木目や金属、ガラス、コンクリートとの組み合わせでテイストを調整できます。

Q8. 見積もりで比較すべき点は?

色だけでなく、塗料グレード(耐候年数)・艶・遮熱の有無、下地処理内容、塗り回数、付帯部色の仕様、保証と施工実例提示の有無まで確認しましょう。

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ダークグレー外壁塗装は「プロタイムズ福井南店/株式会社田端塗装工業」へご相談ください

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ダークグレーは、汚れが目立ちにくく景観にも調和しやすい万能カラーでありながら、熱を吸収しやすい・単調になりやすいといった注意点もあります。しかし、遮熱塗料の採用やツートン配色、質感の工夫などでデメリットをしっかり補えば、高級感と個性を両立した外観に仕上げられます。
外壁塗装は色選びだけでなく、業者の提案力や施工品質も仕上がりに直結します。

プロタイムズ福井南店/株式会社田端塗装工業では、豊富な施工実績をもとにお客様の住宅に合った最適な配色プランや塗料をご提案可能です。

「重厚感と洗練さを兼ね備えたダークグレーを採用したいけど、失敗したくない」とお考えなら、ぜひ一度ご相談ください。問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、またはショールームへのご来店も歓迎しています。実際の施工事例やカラーシミュレーションを交えながら、納得のいく外壁塗装を一緒に考えていきましょう。


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